1 :へっぽこ立て子@エリオット ★:2020/07/14(火) 14:29:24.21 ID:CAP_USER.net
【シンガポール=中野貴司】シンガポール貿易産業省は14日、同国の4〜6月期の実質国内総生産(GDP、速報値)が前年同期比で12.6%減少したと発表した。減少率はデータの遡れる1976年以降で最大。通年でも65年の独立以来、最悪のマイナス成長に陥る見通しだ。

シンガポールは新型コロナウイルスの感染者拡大を受け、4月7日から6月1日までの約2カ月間、不要な外出を禁止し、多くの職場を閉鎖した。操業を許可された医薬品やスーパーなど一部の業種を除いて、生産やサービス活動が大幅に縮小し、1〜3月期の0.3%減からマイナス幅が拡大した。前期比(年率換算、季節調整済み)ベースでは、4〜6月期のマイナス幅は41.2%に達した。

最も打撃を受けたのは54.7%減となった建設業だ。現場作業を担っていた外国人労働者の間で新型コロナがまん延し、多くの大型案件が建設工事の中断を余儀なくされた。

海外からの人の流れが途絶え、国民が外出を控えたことでサービス業も13.6%減少した。4月、5月ともに海外からの入国者は1千人を切り、航空、ホテル、旅行会社などは深刻な打撃を受けた。店内での飲食が禁止された飲食業の5月の売上高は前年同月比で半減。小売りも5月の自動車販売が9割近い減少となるなど総じて低迷した。

一方、製造業は世界的に需要が急増した医薬品が全体をけん引し、2.5%の増加となった。

厳しい外出規制が緩和された6月以降、経済活動は段階的に再開されており、7〜9月期のマイナス幅は4〜6月期よりも改善する見通しだ。ただ、消費や生産の回復スピードは鈍く、政府は20年通年の成長率が「4〜7%減」になると予測する。政府の見通し通りになれば、01年以来19年ぶりでのマイナス成長となり、マイナス幅は65年の独立以来、最悪となる。

人口が570万人にすぎないシンガポールは海外との貿易や人の往来によって、経済を活性化してきた。新型コロナの発生で従来の成長モデルが機能しなくなり、内需が中心の国に比べ悪影響が大きくなっている。

2020/7/14 11:19
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61477590U0A710C2FF8000/








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