1 :夜更かしフクロウ ★:2014/10/29(水) 19:39:44.99 ID:???.net
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NDVMS86K50YA01.html

 スーパーマリオなどのゲームを販売する任天堂 が29日発表した7−9月期の連結純損益は、市場予想を上回る黒字となった。
円安に伴う為替差益を計上したほか、携帯型ゲーム機「3DS」向けの一部自社ソフトが好調だった。

 7−9月の純損益は242億円の黒字。
前年同期には80億円の赤字を計上していた。ブ
ルームバーグがまとめたデータによれば、アナリスト4人の予想平均は57億円の黒字だった。
営業損益は93億円の黒字(市場予想17億円の赤字)、売上高は967億円(同1014億円)だった。
年間の業績予想は修正しなかった。
7−9月期の数字は会社発表の4−9月期の数値を基にブルームバーグが算出した。
発表資料によると為替相場が円安となった結果、4−9月期で155億円の差益が生じた。

 スマートフォンが普及したことで、ゲームを取り巻く環境は大きく変化した。
こうした中、任天堂は自社のゲーム機だけにゲームソフトを提供する方針を堅持。
新据え置き型機「Wii(ウィー)U」の販売不振により、前期まで3年連続となる営業赤字となった。

 決算会見で岩田聡社長は、3DS版「大乱闘スマッシュブラザーズ」の販売が9月末時点で322万本に達したことを明らかにするとともに、
「U」の販売がハード、ソフトとも世界各地で昨年を上回っていると述べた。
その上で、同社長は年末商戦を良い手応えをもって迎えられると話した。
同社は発表資料で「夏以降はヒットタイトルが続々と登場したことで勢いは改善しつつあります」としている。

   ■スマッシュブラザーズ

 エース経済研究所の安田秀樹アナリストは電話取材に
「営業赤字が小さくなった印象。ただ、売り上げが想定より弱いので、コスト削減が進んでいると思われる」とリストラ効果を指摘した。
また、円安で「営業外利益が相当出ている」とし、今後の見通しは第3四半期の業績次第だと話した。

 今期のゲーム機とソフトの販売予想は、Uハード360万台、Uソフト2000万本、3DSハードは1200万台、3DSソフト6700万本と、
いずれも従来予想に据え置いた。

 任天堂が12年に投入したUは、ソフト不足から販売が低迷。
前期の販売台数は、当初900万台を予定していたが、実際は272万台にとどまった。
岩田社長は会見で、昨年のようにソフトがない状況と大きく違って今年は「マリオカート8」と「スマッシュブラザーズ」がそろった状態で
年末を迎えられると指摘。
このため業績予想を計画通り据え置いたと説明した。

   ■円安で20億円プラス

 また、今期末の前提為替レートについても1ドル=100円、1ユーロ=140円に据え置いた。
君島達己常務はこの日の会見で、これまでの円安により4−9月期の売り上げで62億円、営業益で20億円のプラス効果があったと述べた。

 新興国市場をめぐっては、中国当局は今年、14年ぶりに据え置き型機の販売を解禁した。
米マイクロソフト社は9月、「Xbox One(エックスボックス・ワン)」の販売を開始。
ソニーも中国市場向けゲーム機の生産を12月にも開始する予定だ。
岩田社長は中国市場について「研究している」と述べるにとどめた。

 岩田社長は6月、胆管腫瘍の手術を受け、株主総会を欠席した。
8月には同社のネット放送に出演し、お盆休み明けから出社しての勤務を再開したと明らかにしている。
この日の会見で岩田社長は現在は通常業務に復帰していると話した。








情報元:http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1414579184/