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ついに「日本円の紙くず化」は最終ステージに突入

1 :田杉山脈 ★:2023/11/12(日) 15:25:29.26 ID:Bfbfs2VQ.net
日本経済はこれからどうなるのか。モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)元日本代表の藤巻健史さんは「日銀は10月の金融政策決定会合で、『2度目のYCC再修正』を決定した。長期金利は1%に迫っており、現状を追認しただけだ。日銀は異次元緩和というバラマキを続けざるを得ず、円の紙くず化はもう近い」という――。

日銀は10月30日、31日の金融政策決定会合で、YCC(イールド・カーブ・コントロール、長短金利操作)の再修正が決定した。長期金利1%を事実上の上限としていたが、1%を超える金利上昇を一定程度容認する。金融緩和の継続を堅持することも決めた。

 日銀は10年国債金利の許容変動幅を±0.1%、±0.2%、±0.25%、±0.5%と順次引き上げ、7月末には「±0.5%目途」とする柔軟化を決定。1%での連続指値オペを行うと表明したことから、1%が「事実上の上限」となっていた。物価上昇への対応のようではあるが、本質的には日銀の組織防衛戦であり、戦線は後退を続けている。最終防衛ラインも突破された危険な状態に入った。

 日本でも物価上昇が続いている。9月の全国消費者物価指数は、前年同月比(生鮮食品を除く)が2.8%。ガソリンなどの補助金で物価を低く抑えての2.8%である。この結果、日銀が目標としている2%を19カ月間連続で上回った。

 それにもかかわらず、日銀は「まだ物価上昇が確実でない」と主張し、物価上昇を促す金融緩和政策をとっている。筆者が思うに、日銀は「緩和を堅持しているどころか加速させている」と言っていい。正確に表現するなら“緩和継続”ではなく、“緩和加速”である。

■行き着く先は「円の紙くず化」…開業以来、最大の危機

 そう書いたのは、長期金利の更なる上昇を抑えるために、債券市場から国債を大量に購入する「国債買いオペ」を強化しているからだ。国債買いオペとは、お金を市中銀行に振り込むことでもある。市中にあるお金の量を増加させる(=日銀バランスシートを膨らませる)のだから量的緩和の拡大なのだ。市中にあるお金の量を一定量に保つ「量的緩和の維持」にとどまらない。

 市中にあるお金を吸収している欧米の中央銀行とは真逆の行動である。お金がバラマキ続けられれば、その価値はますます希薄化(=円安、インフレ加速)していく。

 政府が物価対策としてガソリンなどへの補助金を出し、所得減税まで予定しているにもかかわらず日銀は、真逆の政策をとっている。普通の消費者感覚からすれば理解不能のはずだ。

 もうロジカルな思考経路を持つ人なら気がついてもいいはずだ。

 日銀は金融緩和を止めたくてもできないのだ。解除したらとんでもない事態が待っていることを頭のいい植田和男日銀総裁は、十二分に理解されている。だからこそ無理やり「緩和を継続する方便」を見つけ出し、緩和を継続(加速)させることに汲々としている。

 日銀は追い詰められている。明治15年の開業以来の最大の危機に直面している。それはとりもなおさず「円の紙くず化」の危機だ。
以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bf007f6ff9387e74cdd01d56e13a5c665f510d7



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ダイハツ「できない」と言えず 試験データ偽装の背景

1 :田杉山脈 ★:2023/11/08(水) 11:41:03.60 ID:4Q4hGQVt.net
親会社でOEM(相手先ブランドによる生産)供給先であるトヨタ自動車の目が行き届かない中、リソースや時間が逼迫していたダイハツ工業は、電柱などを模擬したポール側面衝突試験(国連法規「UN-R135」)を助手席側だけ実施した。そして、その試験データを運転席側にも使い回した。運転席側の試験データの記録は残っていないことから、同社は運転席側の試験を省略したとみられる。

なぜ助手席側だけ試験したのか。それ...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC301210Q3A031C2000000/



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円はトルコ・リラやアルゼンチン・ペソと同じ部類、ドイツ銀が指摘

1 :田杉山脈 ★:2023/11/02(木) 13:10:35.17 ID:Ra9MTfBV.net
日本銀行の円買い介入が機能する可能性は低いと、ドイツ銀行の為替調査グローバルヘッド、ジョージ・サラベロス氏が指摘した。同氏は円を、新興国通貨で過去10年間のパフォーマンスが最も悪い2つの通貨と同列に置いた。

サラベロス氏は顧客向けリポートで、「利回りや対外収支といった円相場を動かしている要因を一見すると、円はトルコ・リラやアルゼンチン・ペソと同じ部類に属する」と指摘。「円を防衛する日本の介入は良くて無力、最悪の場合には状況を悪化させることになるだろう」と続けた。

国際的な投資家にとって、円は伝統的に安全資産としての地位を確立している。それを過去10年でドルに対して90%余り下落したリラとペソになぞらえるのは目を引く。円は世界で取引量が3番目に多い通貨であり、日本の経済規模は世界で4番目に大きい。

サラベロス氏は、日本の当局によるいかなる為替介入もドルをさらに押し上げることになるかもしれないと主張。インフレ調整後の日本の利回りが大幅なマイナスとなるのに従い、日本から資本流出が加速すると予想した。

「過去2年間の幅広い円安が反転するのは、あるシンプルなことが起きる時だけだ。それは日銀の利上げ開始だ。金利をゼロに戻す小さな動きではなく、はるかにもっと引き上げることだ」と論じた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-01/S3GCGRT1UM0W01



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